寒川義雄展に向けて

デザイン入稿も済ませ、着々と準備しております。

11月28日(土)〜12月6日(日)

OPEN 11時〜17時

CLOSE 12月3日、4日

本田にて

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広島の陶芸家、寒川義雄さんの展覧会を行います。

やはり寒川さんも、コロナウイルスの影響により、春夏の展示会の延期や中止を余儀なくされました。そして私たちは普段なら買付に出ている9月ですが、渡仏は諦めたため、ゆっくりと広島を訪れる事ができました。寒川さんのアトリエには、春夏に出品されるはずであった作品も数多く見ることができ、今展は本田が選んだものばかりを展示していただくという、我が儘で贅沢なものとなります。

コロナによって様々なことに制限がかけられましたが、打ち合わせやアトリエに訪問する時間を作れたり、寒川さんの作品をまとめて拝見できたりと、普段より深く展示に向き合える事が出来ました。

我が家の食器棚は9割がアンティークなのですが、飯茶碗は寒川さんの器を愛用しています。

古い茶碗も好きですが、やっぱり手取りや、ほんのちょっとのサイズで選べない事が多いのです。特に茶碗は手に取る器なので、手取りは私にとっては重要なポイント。自分にとっての、軽すぎず、重すぎないもの。

今回は百以上の飯茶碗の中から、マイベストを選んでいただけます。

花器も気に入ったものを少し選ばせていただきました。

古いものへの探究心や、ものづくりへの情熱を絶やさない寒川さんの姿勢には、いつも心を動かされます。

古いものの焼き増しではなく、学びから得た新しい器を生み出しています。

飯茶碗は寒川さんの魅力が一番詰まった器だと感じているので、茶碗を主とした展示会をしたいと考えていました。

このような時世もあり、いつも在廊時に開催される、カフェドハナエによる喫茶は止むを得ず開催しませんが、器は厳選してきましたので、是非ともじっくり、選んで頂きたいと思います。

寒川義雄展 お楽しみに!

寒川義雄展に向けて

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