小澄正雄展

12月9日より、本田にて今年最後の企画展が始まります。

富山から岐阜へ制作場所を移された、ガラス作家の小澄正雄さんです。

展示に寄せた開催文は、エキシビションページにてご覧ください。

exhibition

作品にも、お人柄にも、完全に一目惚れと言ったところです。そんな出会いは、そうそうあるものではありません。同じ岐阜で、同世代。このご縁は感謝しかありません。

大変光栄なことに、東海地区で初個展だそうです。

絶対見逃さないでくださいね!後悔しますよ!

……………

週末の事。

友人のお祝い会を、大切な場所で催しました。

周りの友人を集めたら、プロのフローリスト、料理家、カメラマン…何でも出来そう!!

円居という場所で出来たことが、私たちの何よりの喜び。ここが、店になる前から、鍋をつついた仲だもんね。

こころよりおめでとう。

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小澄正雄展

直すこと

今年の春頃から、独学で器の修理をしています。

まだまだ初心者で、”修復”とはいきませんが、使えるように直すという事がひとまずの目標です。

ずっと自分で直したいなぁと思ってはいたものの、重い腰が上がらずのままでした。直しまで自分で請負えたら、より一層責任感も持てるだろうと思ったからです。陶磁器に限らず、木製品やアルミ缶なども直しています。やってみると、案外のめり込んでしまうものです。

下地の漆の色を考えたり、蒔きの仕上げ方をどうするか、磨くのか、そのままか…選択肢が広がると、楽しくて仕方ありません。器に合わせたその直し方を選ぶ事は、精神性と美意識を問われているようで緊張します。心地よい、その感覚です。

今は練習期間で、友人のものだけ直していますが、来年からはお客様のものもお受けできたらいいなと考えています。驚いたのは、直したいという方がとても多い事です。思い入れのあるものを直して使いたいと考えていらっしゃる方がたくさんいらして、その声に、できる限り自分がお応え出来たらと思っています。

頑張って、腕を磨くぞ!

直すこと

久しぶりに!

アンティークのご紹介を。9月から12月、催事、企画展と続き、なかなか常設のご案内が出来ずバタバタとした毎日でした。

今年最後の小澄さんのガラス展までは、束の間ののんびり時間。

先日の休みも、1日だけですがようやく休みだなぁという日が過ごせました。忙しい事は有難い事ではありますが、家族となんでも無い時間のために、頑張っている事を忘れないようにしなければ。

寒くなってきたので、暖かいものをいただく器をご紹介。

珍しい、黄釉陶器の大きなカフェオレボウルです。サイズ的にはスープボウル。果物を盛るのも良いですし、そのものも存在感を放っています。

おそらく南フランスのもので、19世紀末から20世紀初頭といったところでしょうか。

ファイアンスフィーヌのカフェオレボウルと比較。

温かみのある黄釉が、まだらになり表情豊かです。土ものの風合いは、長い時間を経て変化する楽しみがありますね。

黄釉陶器のカフェオレボウル

高さ 約 9cm, 直径 約15.3cm

コーヒーや紅茶の時間も増えましたね。お客様の差し入れで、様々なハーブティーをいただく事が多いので、お茶の時間が楽しみな日々です。

さらに楽しむためには、素敵なカップ!

オランダ、フランスのカップ類です。

マーストリヒト窯の軟陶です。ぽってり厚手の口当たりが、熱々の飲み物もまろやかにしてくれます。この形はだいたい転写絵のものが多いのですが、真っ白なのは、もしかして正規品から外れた、絵付前のものかもしれませんね。

小さな釜傷があります。そのためかもしれません。

オランダ

高さ 約 6cm, 口径 約 8.8cm

(売約済み)

この形が大好きで、数年前に見つけた銅板転写のものをよく使っています。お茶もいいですし、毎日のヨーグルトカップにしています。ヨーグルトの残りを、猫のむすびが食べに来るんですよね。カップに顔を突っ込んで。これがかわいくて。広がっている口だから、顔にヨーグルトがつかないんですよー!笑

最後はディゴワン窯のデミタス。ハンドルのデザインが◎です!

とてもシンプルですが、随所に見られるフランスのエスプリ。なんでもない形ほど、バランスって難しいのですね。

フランス デミタス

高さ 約 5cm, 口径 約 7cm (持ち手含まず)

さて私もお茶の時間にしようかな。

久しぶりに!

トナリノオカへ…

岐阜に新たなスペースが、来春本格的にスタート。先日はそちらのプレオープンへ。

店を抜け、主人にわがままを聞いてもらい、友人の車で久しぶりに女子だけのお出かけ!ランチやお茶を…というのも滅多に出来ないけど、イベントに出かけるというのはもっと久しぶり。

そんな私はお客さんの気分を純粋に楽しめました。そうかぁ、お客さんになるってこんなに楽しいんだ!と、忘れかけていた感情でした。

オーナーの藤岡ご夫妻、そして店に立たれる神保さん。どちらにも随分昔からお世話になっているのですが、優しくて暖かい藤岡ご夫妻と、センス抜群で器用な神保さんが創る、この場所の今後がとても楽しみです。

ただ、岐阜のあの場所に、人、人、人。。ものすごい人でした。みなさんの人望の厚さをうかがい知れました。本当に、凄いです。

どうしても行きたかったもう1つの理由、度々岐阜へ訪れては本田にも立ち寄っていただいた、折原陽子さん、しゅあんさんの展示だったというのもあり、少しでもご挨拶が出来たら…と思っていたのですが、みなさんのご厚意で作品までも見せていただきました。

フォルメのストラップ ローファーとカシュクールドレスを合わせて。

当日、興奮していたのと、時間がなかったのもあって、写真を全く撮っていなかった私。。

春が待ち遠しい。岐阜にまたひとつ、ご紹介したい場所が生まれます。

トナリノオカへ…

展示を終えて

山本美文展、無事に終了いたしました。最終日には駆け込み?で、絶えずお客様が来てくださりました。遠くより、近くより、お越しくださりありがとうございました。

山本さんご自身が、楽しかったなぁ!と述べてくださり、それが何より、本望です。

今秋は、思いのほか催しが詰まってしまった事もあり、二人ではキャパシティオーバーかもしれないと不安もありましたが、山本美文さんをはじめ、東京からピアニストのharuka nakamuraくん、喫茶室のマスターを務めてくれた矢島くん!皆さんのおかげで楽しく乗り切る事が出来ました!

本当に、本当にありがとうごさいました。

美文さんから、作品から、学ぶ事がたくさん、たくさんありました。このご縁を大切に。作品を選んでいただけたお客様に心より感謝を。

thank you!!!

展示を終えて

作家性と無名性

過日の喫茶室と音楽について

山本美文さんはこう記してくださいました。

木工房便り

普段我々が扱う古いものは、ほぼ全て無名の作家、あるいは職人、あるいは素人の作ったものばかり。そこに宿る無作為な美意識に惹かれます。
とすると、現代作家との企画展を行う事、作品を扱う事は矛盾しているのではないかと思う部分もあります。

ですが、美文さんが記してくれた文を読むと、私では上手く言えなかった事が、導かれるように示してありました。私には言わずとも、主人はそういう想いであったと思います。

ああ、また知らない感情がひとつ増えた気がする。


河合悠さんの蝋燭から零れ落ちて、机にへばりついた蝋の塊。自然の産物のようでした。クジャクの羽みたい。キレイ。

作家性と無名性

山本美文展

なかなかこちらを更新できずにいました。
なんと言うか、濃厚な日々に思考の整理ができず、その状態で纏めてしまうのが躊躇われるといいますか。

陳腐な文章におさめてしまうのが、出来なかった、というのが本音です。


初日は清々しい秋晴れに恵まれました。限定の喫茶室を目的に、入れ替わり立ち替わりに人が訪れます。
haruka nakamuraによるピアノ演奏。矢島明の珈琲とケーキ、そして山本美文さんの器で召し上がっていただく、という喫茶室。

なんと

贅沢なひと時でしょう。

お昼の時間。赤ちゃんの声、行き交う足音、会話。

夕暮れ時、読書する人、涙する人。


photo by haruka nakamura

美文さんは、いつでもおおらかで、軽やか。人生の先輩だけれど、私たちともいつも対等でいてくれるのです。そんな美文さんの木の器や道具たちは、たくさんの人の心を引きつけています。

展示中盤に差し掛かり、作品の数は少なくなってきました。
限定のカフェオレボウルは完売、その他も完売した作品はありますが、カトラリーやリム皿、合ろく椀など、定番の作品はまだまだみていただけます。
本田では三年半ぶりの個展です。どうぞ、この機会にご覧ください。
山本美文展

11月12日まで。9日木曜日はお休みです。

とても貴重な日本椛で作られた珈琲豆筒、カッティングボード。白漆のそば猪口。
(珈琲豆筒とそば猪口は完売しました)

山本美文展