掬う

宮武史郎展、3日が過ぎました。 

この頃は、展示会を行う意義を、自分たちに厳しく問い詰めます。

何を伝えるべきなのか、何故伝えたいのか。それが自分の使命と思って。


綺麗事を並べるつもりはありませんが、私は売れてほしいという気持ちは出来るだけ遠くに置きます。せめて、多くの人に見て欲しいと願っています。
それは宮武さんの展示に限らず、本田で行う展示全てで思うことです。
表面的な評価や肩書きなど取っ払って、自分の眼で選んでほしいと願っています。作家として活動していない宮武さんは無名と言えるでしょう。ですが多くの方が感動し、選んでいただいています。それは本当に嬉しい事です。

本田の眼を通して、そうして伝われば、これ以上ない喜びです。

全て一点物、同じものは作れません。なので、既に売れてしまったものが欲しかったら仕方ありません。その時まで、待っていてください。会期は22日まで、売約済みのものも全て展示しています。空間丸ごと含めて、作品だと思っています。ぜひ、見てほしいです。

今日はピアニストの素敵な方が、こんな事を話してくれました。 

教え子が、どうしてもその日に合格が欲しくて食い下がるように弾くけれど、必ず時間はかかるもの。それは自分で体験しているスピード感。(機械に頼らない事で)。ピアノが上達することだって、なんだって、すぐに出来ることではない。

それはとても当たり前の事なのに、人は自分のスピードを見失っている。すぐに反応を得られてしまう世の中だから、その時が駄目だと全てが失敗のように捉えがち。

ピアノが上手くなることも、指先ほどの顔の、小さなの木彫が出来上がる事も、本当にゆっくり、ゆっくり、毎日続けるから出来る事なのです。

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