同居

気に入っているフランス19世紀 吹きガラス プチピシェ


見逃してしまいそうな小さなものに、良く惹かれる。

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常連の可愛いご夫婦が、小さな同居人?のいい家がないか、探しに来てくれた。それはまだまだ小さなマリモらしく、店にある様々なガラスの容器を並べては、あれでもないこれでもないと、皆んなで真剣に悩んだ。

時々忘れがちな、こんな時間。本田は相変わらず、ゆるりとした空気が流れている。

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同居

美学


真冬の早朝仕入れは厳しい。でも出店の人はもっと厳しい!寒さに負けて、今日は少し遅めに出掛けました。
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フランスから来た二人は、部屋が図書館かと思うほどの古書に囲まれて暮らしているそうです。毎朝、通勤前に必ずアリーグルへ行き、古い本を探しているというので、私たちのお気に入りの古本屋、徒然舎へ行きました。

そこで私は自分用のデザイン本を購入。1954年初版のもので、パッケージデザインに関する書籍です。装丁、内容、印刷、レイアウト…すべてが美しい。序にある瀧口修造氏による「美学」が唸る素晴らしさでした。

デザインとは…と自分に問い直します。


窓辺に春の花を



白磁の花も咲いています。

店内をあれやこれやと毎日変えてはみるものの、美学を表現するのはなかなか難しい…

ダヴィッド社 デザイン大系 第4巻

パッケージング  1954

美学

super nice!!


昨日は京都に住む友人が、パリで紹介してくれたフランス人の友人を連れて、岐阜まで日帰り旅行に来てくれました。

パリの買付の時に仲良くなった、ドナムのあいちゃんこと相澤さん。様々な分野の知識が深くてとっても面白い人。彼がいつもパリの定宿にしてもらっているという、フランス人の男性ふたりを紹介してもらい、拙い言葉でコミュニケーションしたのは僅かな時間でしたが、本当に素晴らしい人柄の二人でした。まさに紳士で、美しいものが大好き、美味しいものが大好き。大変博識な人達で、古いものについても色々と教えてもらったりしました。

あいちゃんを訪ねて、京都へ来ていた二人を連れて、なんと岐阜まで来てくれるというので、どんなコースなら皆が楽しんでくれるだろうか…と、かなり頭を悩ませました。

短い時間の中でしたが、自画自賛しても悪くない、岐阜市めぐりができました。こうして案内していると、自分まで旅行気分に。そして灯台下暗しと言いますか、改めて岐阜を知る一日となりました。そして素晴らしいものは一瞬で伝わるのだなぁと実感。岐阜は、誰かの真似ではない、個々の強いスピリットを感じると言ってくれて、私も岐阜の街の好きなところはそういう所なのでとても嬉しかった。本田を、そういう店にしていきたいのです。

スーパーナイス!スーパーオイシイ!

大はしゃぎの皆をみて、案内人も悪くないな、と思ったのでした。

super nice!!

最近の

庭の雪はなくなり、

床の間には土器や古民具を置いたり。気にいる軸をいつか求めたい。


いつも可愛くてありがとう☺︎

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猫と同居の方なら分かると思いますが、床、障子、畳…すべてが爪でボロボロです。新築なら泣いていますね。障子もどうせすぐボロボロにされるから、と放っておいたけど、そろそろ限界。

畳も障子も変えて、和室の設えをきちんと考えていこうと思います。そういえば、子供の頃は和室なんて要らないとまで思っていたなぁ。今は無くてはならない空間。静かな佇まいの古いものは、どんな国のものでも和室によく似合います。

20代の頃はとにかく洋物に憧れていたけど、日本の古いものは本当に素晴らしいものが多く、誇りに思います。日本の心があって、私はヨーロッパの古い物にも惹かれているんだと分かりました。この小さな島国で、一際文明の発達も遅かっただろうに。先人たちの魂を感じるものに触れると、動けなくなる時があります。一見華やかなものには見劣りする事が多いのですが、傍に置いて、時々眺めて、触れて愛でる事が出来るものは、いつも静かなものばかりです。

最近の

one day…

 

伊万里の白磁壺に春を。

数ある伊万里の白磁壺ですが、表情や大きさ、そして形。自分にしっくりとくるものを見つけたいですね。


縄編みは見た目以上に簡単。楽しくてどんどん編むけど、物は完成しない…

編み物は道具が少なくて済むのがとてもいいところ。毛糸と、編棒があれば誰でも今すぐ始められます。編み物に関して言うと、手芸が得意不得意はあまり関係ないような気がして、コツコツが好きな人、仕事を丁寧にする人なんかは向いていると思います。

私は編み図を読むのが苦手で、規則的な図柄だとそのうち見ないで進めてしまい、結局間違えてやり直すという事がしばしば。レシピ通りに作るのはなんでも苦手です。

編み物の話になってしまいましたが、注目はこの蓋つきのフランスのバスケット。道具や編みかけの作品、本などを入れて収納しておくのにとても素敵だと思います。留め具が黒い革なのもポイント。そして色々隠せる、蓋があるというのがいいですね。


basket  france

one day…

レスター手稿


本田のオリジナル木皿、改良版が完成しました。

轆轤を使わず手彫り、さらには何の変哲もない普通のリム皿。とにかくこの”普通”をとことん追求し作製していただきました。

サイズは変わりませんが、リムの立ち上がりを平らにさせたことにより、高さが低くなりました。

素材のウォールナットと栗の二種は同じですが、アクと蜜蝋で仕上げています。以前よりくすんだ印象になっています。


横から眺めるとたわんでいるのが分かります。陶器の歪みのようなかすかなたわみを表現しました。

数は少しですが、ぜひお手にとっていただけたら幸いです。

直径22cm   8,640円
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真冬のこの季節は、毎年店はとても緩やかです。もちろん店以外で収入はないので、私の心は些か穏やかではありません。笑  でも主人は決まって、こういう時こそジタバタしてはいけない、と言います。じっと我慢も大切。店をとびきり素敵にして待とうとはなします。

そうしていたら、常連のお客様がお取り置きされた17世紀の羊皮紙の束を迎えに来てくれました。最近は好きなものについて少しずつお話ししています。その方は少し謎めいていて、書について大変勉強されています。とても興味深いお話をたくさん聞かせてくだいました。羊皮紙と繋がる話から、今日はダヴィンチのレスター手稿解説本をお持ちだったので見せて頂きました。

ダヴィンチの絵画は実際にいくつか観たことはありますが、手稿はまだありません。美術の教科書にあった、水の流れを描いたものに釘付けになった中学生の頃を思い出しました。いつか手稿の実物を観たいな。

選んでいただいた羊皮紙の束が、この3日頭から離れず夢にまで出てくるほどだと笑っていました。この上ないぴったりの方に選んでもらえてよかったです。

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少し謎めいている方がいい。

いろんな事が分かりすぎるこのご時世。ちょっと不可解でミステリアスなところがないと面白くないでしょ?

レスター手稿