霜月

”伝える”という事をいつも二人で考えています。

古いもの、今人の手によって作られているもの、国も時代も越えて、私たちが伝えたい事とは。

オンラインストアが増えた中で、店舗を構える意味。手軽に情報発信できる現代で、印刷物を作る意味。

今日、寒川さんの個展の案内が刷り上がりました。そこには器の写真と、展示場の情報がわかれば成り立つものですが、それならネット発信だけでも十分な今。
だから作るからにはきちんと想いを伝えたい。私はなぜ本田が企画し紹介するのかを、それを伝えるべきだと思い、主人に、主人しか書けない言葉をお願いしました。

文章というのは本当に難しく、当たり障りのない文章は心に響かず、何となく流されてしまう。私情が強すぎるものも、ギャラリーの立場としては相応しくない。ただ、書かない事は誰にでも出来るので、伝えるためには書く事が必要だと常々思うようになりました。

背伸びして格好良い文章でなくてもいい。素直に伝えたい。

忘れてはいけないことは、物事や思想を否定した文章を書かない事。時々、はっとする事がある。謙虚な気持ちで、視野を広く柔軟でありたい。

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霜月