好きこそ物の上手なれ

いよいよ今週末、今年最後の出展です。

ものがたりの西洋工芸と題し、洋もの限定の催事、アンティーク&ブロカント目白にて小企画展をします。

額装や細々とした準備も整い、いざ東京へ。

少しドキドキしてきました。

2020年夏、本田は10年を迎えます。今年はその10年を目前に、古い物に対して全てを注ぎたいという気持ちで臨みました。そんな一年も終わろうとしています。

ものがたりの西洋工芸では、この一年の締めくくりに、気持ちを引き締め挑む企画です。

是非、ご覧いただけたら嬉しいです。

袋の中身は…?

“好きこそ物の上手なれ”

これしか能の無い私たち。

非効率で不器用だけど、絶対に手を抜かない主人。多数決ではない美のものさしを持って、客がいない地下のライブハウスでドラムを叩いた。時間だけがあった。

彼も私も、家族や親戚、友人や社会とズレを感じながら、折り合いを付けてきた。彼は店を持ち、物を見つけ、伝える事を始めた。地下のライブハウスのような日々から、少しずつ…

分からない事ばかりで、毎日少しずつ知ることが増える。それが何より生きる糧。

拍手はたくさん聞こえなくてもいい。私は今とても幸せ。

好きこそ物の上手なれ

ものがたりの西洋工芸

来月の目白での催事、アンティーク&ブロカント目白にて、小企画を行います。

“ものがたりの西洋工芸”

それに出品する一部を掲載した冊子が出来上がりました。

写真は主人、デザインは私です。

今回は”手”がふたつ。どちらも断片だった。

あの聖母子の刺繍絵の時と同じ、モノが光って見える時。

わたしは価値があるかなど解らないけれど、どちらの手も、必ず欲しいと思えた。主人は、それが一番なんだよと言った。

両手を手に入れた私たち。

このカケラから想像するものがたりを紡いでいってくれる方は、どこでしょう?

ものがたりの西洋工芸

un tiers

岐阜に、自然の豊かな景色を背景に、美味しいお茶とお菓子を頂ける素敵な場所がオープンしました。

昨年の夏頃、ご依頼をいただきフランスで家具や什器、器や小物をこの場所のために集めてきました。

玄関の扉も、そして中を見渡せば、私たちがフランスで探したものばかりで、それはそれは…感動ものでした。

オーナーの藤岡ご夫妻には、主人が独立する前から、もう10年以上お世話になっており、このお話をお受け出来たのも、藤岡ご夫妻のご依頼だからでした。

untiers とは3分の1の意味。藤岡木工所、ご夫人が営むle2doigts というセレクトショップ、そしてこの度オープンしたuntiersです。

古い物の出会いは一期一会。フランス在住ならともかく、たった2、3週間の滞在中に、お目当てのモノに出会えるか否かは、やっぱり運です。

不特定多数の人が使う家具として、時代は古すぎないもの、19世紀末から20世紀初頭のものが理想でした。自分たちがまず好きな家具である事が前提で、デザインは普遍的でかつ、フランスのエスプリを感じるもの。店全体で考えて、ある程度の統一感を出す事。そしてサイズや予算も満たすとなると、容易な事ではありませんでした。市場では、数多の家具が並びますが、選べるのはほんの少しだけ。

写真にも映る、壁掛けの飾り棚は、車を借りていない日に見つけてしまった!タクシーで運ぶのも厳しいサイズ。だけど、幸い蚤の市からアパルトマンまでは徒歩で帰宅できる距離だったので、二人で担いで運びました。

重いのはもちろん、すれ違うフランスの人々が白い目?で見ているようで、アパルトマンまでの道のりがえらく長く感じました。そんなエピソードも含めて、とにかく愛着があります。

やっぱり、自分たちの足で探した古い物は、特にかわいいのです。そのかわいいコたちが、大好きな方々の新しい空間の主役になる事は、本当に喜ばしい事ですね。

使用頻度が高いカップ類は、丈夫な磁器をチョイスしました。古い陶器は大好きだけど、やはり脆さは免れません。エレガントな持ち手、これはオーナーやスタッフのJさんがお好きそうだと迷わず買いました。おそらくパリ窯と思われ、まとまった数を見つけられたので幸運でした。

ケーキ皿はシンプルな白い器も揃えましたが、この緑のレリーフと、ナゾナゾの絵に惹かれて、ご提案しました。オーナーはもちろん、アンティエールに立つayaさんも気に入ってくれて、一安心。

ayaさんは、とっても優しい雰囲気の方で、ご自宅で紅茶のお教室も開催されています。紅茶の教室ですが、そこでは手作りのケーキ、軽食もお出ししているのです。オーナー夫人のかなこさんは、そのお菓子の美味しさに惚れ込んで、un tiersにスカウト!ayaさんのお教室とはまた違う一面を、un tiers では見られるのではないでしょうか。

またここでは不定期に、お食事の企画も考え中との事です!楽しみですね。

営業日は限られますが、是非みなさま岐阜の自然と、丁寧な手作りのケーキとお茶を楽しみに伺ってくださいね。

un tiers

岐阜県山県市佐賀587-1

un tiers

芸術、読書、音楽…そして

猫の秋!

美味しいワインを探しに

ご主人に、こんなお料理には、こんなシチュエーションには、とリクエストして色々と出してもらいました。今日はメルロから。

私は夕食をせっせと作り、主人はレコードを選び、飲み物に合わせてグラスを選んできます。

ちょっとしたことで1日の終わりを特別に変えられる。

イチョウの見頃はもう少し先、近所の公園。

出遅れて、日が暮れ初めてしまった。ヤジマコーヒーをテイクアウトして、二人で本を読んでいたけど、寒くなって退散。小学生たちがランドセルをそのままに、無邪気に遊ぶ姿を見て和みます。

今年は催事への出店も多かったですが、店もそれなりに忙しく、なんとも有難いことでした。一年、常設だけの展示は開店以来初めてのことで、のんびりの時間もありましたが、そのぶん勉強に励み、欧州での買い付けもより濃く深く、もの探しに没頭する事が出来たと思います。

それもこれも、本田を支えてくださった皆々様のお陰です。。

来月の目白の催事が今年最後の出店です。

個人的には、かなり気合い入れてます!!

たくさんの方にお会いできますように…

芸術、読書、音楽…そして

紅葉の神宮

秋の京都

初めて平安蚤の市へ出店しました。

実に京都出店は三年ぶり。露天出店は8年ぶり?いやはや、テント立てから練習しました。

ふるどうぐ市主催の、仲平さんの新しい企画です。いつか覗いてみたいなと思いつつ、タイミングが合わない。京都に遊びにいきたいなぁ、と口実も兼ねて、11月にようやく叶いました。

毎月だいたい10日に開催。11月は13日と変則でしたが、さすがは紅葉の季節の京都。平安神宮を訪れる人はわんさか居ました!

京都は友人知人も多いので、出店の知らせを見て、たくさんの人が会いに来てくれました。偶然の再会もあったり、さらには新しい出会いにも沢山恵まれ、本当に素晴らしい一日となりました。

あの日は、仲良くしてもらってるご夫妻に色々とお世話になり、主人の唯一の親友、大将も、多忙な中数十分だけ時間を作って来てくれたり…

帰路、車中ではとても心地よい疲れを感じながら、今日、あれが嬉しかったね、あの人に会えてよかったね、と二人で話して帰りました。

さて、平安蚤の市なのですが、これは蚤の市の革命だな!と感じました。まさにふるどうぐ市の再来です。露店のイメージを覆す蚤の市でした。フランスでいえば、ヴァンヴの蚤の市に似てるかも。

プロからコレクター、そして観光客まで。全ての人が楽しめます。私が店番をしている間に主人がぐるっと回って仕入れ出来ましたし、良いものがちゃんとありました。しかし本当に人が途切れず、私は他のブースを見ることが出来ませんでした…涙 いえ、嬉しい悲鳴ですね。

なかなか頻繁に出るのは難しいだろうなと思っていましたが、大先輩に、本田さんこれからも京都来てくださいよ。と言っていただけたり、お客様からも同じようにお声をいただけたので、またチャンスがあれば出店したいなと考えています。露店、大変だけどがんばります!

一息つく暇もなく、今日はコンテナの荷物を整理しました。一ヶ月の長旅お疲れ様。久しぶりの再会に興奮して、箱を開けるたび、わぁカッコいい!すごい!と高揚しっぱなし。品物を見てはフランスの事を思い出して、また恋しくなりました。

次の目白の催事の準備に集中しますね。

主人のInstagramをお楽しみに。。。

紅葉の神宮

美味しいワイン

秋の買付以降、ワインには困らない日々でした。

全く詳しくはないけど、舌だけ肥えていくかんじですね。

↑パリのアパルトマンで。

ヤケ酒じゃあ!と、いきなりマダムがずっととっておいたワインを開け出したので、この夜の晩餐はさらに延長。一人当たり1.5本くらい飲んだようで、この後私は…

でも美味しかった。この買付でのご褒美!

↑この白は素敵なお客様からの贈り物。

私たちには勿体ないくらい高価なものでしたが、友人の結婚式の夜、親友たちとみんなで頂きました。幸せも合わさって、本当に夢心地の時間でした。

↑草月ホールでのライブの後、新幹線までの時間、写真家の大沼ショージさんが連れて行ってくれた神田のお店で打ち上げ。あまりの美味しさと雰囲気の良さに気持ちよくなって、指定席は逃し、自由席で帰りました。

こちらのスタッフの方の1人が、前日のライブを観てくださっていたそうで、主人が店に入るなり、あ、朗読していた方ですか!?と話しかけられてビックリ!何処かで繋がっているものなんですねぇ。

↑こちらはメジコレの後、お客様が連れて行ってくれた祐天寺のお店。食事、ワイン、そして音楽。これが揃うお店はなかなか無いですね。飲みすぎちゃったなぁ。

↑私が白派なので、お料理に合わせていろんな白を。こちらは名古屋の素敵なお店。いつもありがとうございます。この日は仕入れも何もせず、街をぶらつき、買い物をする。ただただ休日を過ごししました。こんな日は実は年に数回で、贅沢な気持ち。二人きりでのメジコレの打ち上げといったところ、かな?

↑そして、先日関西からやってきた、礼儀正しい青年。数年前に名古屋のナチュラルワインの専門店を教えてくれたのも彼でした。

とても繊細な感性の持ち主で、興味のあることにとにかく誠実。僕が飲んで美味しかったので…と贈っていただきました。

さっそく今夜の晩餐に。自宅でお気に入りのグラスを選んで、のんびり飲むのも良し。

自家製ソーセージを帰りに買って、野菜たくさんの豆乳シチューと友人の焼いたカンパーニュ。

微発泡の洋ナシ酒。するする飲んでしまったけど、アルコール度数は5%だから大丈夫!笑

フランス18世紀のブルゴーニュグラスでいただきました。このグラス、とってもフラジャイルなので滅多に出しませんが、口当たりが最高に良くて、お酒が美味しいと感じます。良いものはやはり使わないとダメですね。

ああご馳走さまでした!!

美味しいワイン

メジコレが終わりAB目白へ

まずは目白コレクションのお礼を。私たちも驚くほどの、沢山のお客様にお立ち寄り頂きました。

いつも必ず会いに来てくれる方の励ましや、久しぶりの再会に胸を熱くさせたり。幸せものだなぁとしみじみ感じました。

お陰様で、とっても美味しいワインにありつけました。

目白コレクションに出店して丸3年。回数で言えば6度目でした。

修行経験もなく、まさに何処の馬の骨と言える私たちを、応援してくださる皆様のおかげでここまで続けて来れました。本当にありがとうございます。

今後とも、どうぞよろしくお願い致します。

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さて

12月7日・8日は、またまた目白にて恒例の、アンティーク&ブロカント目白に出店します。

本田の企画展、”ものがたりの西洋工芸”と名付けました。

考えたところで辿り着けるのかわからない想像の中で、人が神のような力を持っていたような時代に生まれたもの。どうしてこんなものが作れたのでしょう。うまく言葉に出来ないけれど、どうしようもなく惹かれる中世の歴史と工芸。あらゆる本を読み漁り、中世漬けの日々の主人。

“ものがたりの西洋工芸”に出品する、メインのひとつ。フランスは中世の石彫です。

このようなものに出会えた事は本当に幸運でした。ただ純粋に、あまりの美しさに迷いなく買いましたが、主人と粘り強く調べ、フランス人の専門家である友人のアドバイスなども手がかりに、この石彫がとても古く素晴らしいものである事が分かってきました。

手放してしまって良いのだろうか…と思い留まる気持ちを抑えて、この石彫はもっと素晴らしい方の元へ行くだろうと確信しています。

私はというと、久しぶりにデザイン作業をしています。自分がデザイナーだったことをすっかり忘れてしまいそうになるくらい、モノを作るのはご無沙汰です。あまり自分のものは自信が持てませんが、先日同い年の同業の子から、私メグちゃんのデザイン好きやで!と言われたので、ちょっと調子に乗って作ってます。近々お披露目を。

ああ、もう年末の告知をするなんて。

皆さま是非、目白で会いましょう!

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antique & brocante 目白 2019

2019.12.7(土) 12時〜19時

12.8(日) 10時〜17時

会場 gallery FUURO

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メジコレが終わりAB目白へ